なにかにつまずけば はじけそうで
かんたんに こわれてしまいそうなほど
やわらかな もの を ひとり まもっている

くずれるのは いっしゅん なのに
とりもどすのは さきがみえない

いや もとになんてもどらないのかもしれない

だから ひっしで まもっている


だれかに たよりたくて よりかかりたくて・・・
でも きっと おもいんだろうな
おもすぎるんだろうな

きっと たえられない
すべてを あずけられれば らくになれるのに

だから ひとり まもっている・・・

久々に言葉に触れてみる





痛い





そしてそれ以上に 温かい





生きていくうえで 大事なこと





そしてなにより 生きていくという勇気





それを与えてくれる





心無いことに失望することもあるけど





言葉に触れて 僕は前を向いていたい



逃げるのは簡単

でも逃げられなかった

逃げる場所がなかった

だからぶつかった

自分が壊れるほどに

そして・・・が壊れるほどに…

こぼしたい言葉があって



口にすれば何かが崩れそうで



自分が自分であれば



それが怖いわけじゃなくて…




耐えなければいけないときもあるけど



そのために自分が落ち着ける時間が欲しい




だから少し眠らせてくれないかな



枕も布団もあるベッドの上で



できれば君の隣で

風に舞う桜の花びら 散ってなお美しい


桜花のいのちは短いけれど 次の力をくれる



上を見れば太陽に輝く桜花を見ることができる


下を見ると自分の黒い影…


 桜の花びらはそんな影を桜色に染めてくれる


  黒いものも桜色に




咲いた桜ではなくて 散った桜を見て 僕は春を感じた